しつこいですが、VISAの話です。

NY Timesに面白い記事がありました。

http://www.nytimes.com/interactive/2015/11/06/us/outsourcing-companies-dominate-h1b-visas.html?_r=0


H-1Bというアメリカからみて外国人が大学/大学院生が卒業した後に
専門職(弁護士や会計士や建築士など)として一定期間働くことができるVISAがあります。

1年間で85.000件のVISAが発行されるのですが、
その85,000件というのはコンピューターによる抽選で行われると
明示されています。

しかし記事によると、2014年にはアメリカのわずか20社で
32,000件を占めていたという内容です。

抽選にしては恐ろしい確率になっています。。

その20社も開示されていますが、インフォシスとかアクセンチュアとかIBMとかグーグルとか。
思い切りテクノロジー系に偏っています。

テクノロジー

さらにはH-1BVISAで働いている人の中で、約70%がインドから来ていることがわかったと
同じ記事には書かれています。

うーん、推察できることは色々ありそうです。

アメリカは成長産業としてテクノロジー分野に集中し、
そこに海外からの知見を使おうと思っている。

・インド人のテクノロジー系の方は優秀で、どんどんアメリカで働いている。
アメリカはその力を存分にアウトソーシングとして享受している。
数年後にはインドにその技術を持って帰り、インドは更に強化される。
好循環!!

・残りの30%を他の諸外国で取り合っているので、日本人としては更にアメリカで働きづらくなる。
テクノロジー分野でいうと日本にとっては最先端の場所で働く機会の損失として考えられる。
数年後、数十年後にはジワリジワリと技術の差が出てくる。



ハワイでも日本の方がなかなかH-1Bが通らないと話しを聞いた事がありましたが、
こんなところにも理由があるのかなと思い、
ますます'全体’を見て、きちんとした情報を得るべく
動いていかなければならないなと感じました。

事件は現場で起きています。