'Make money'というフレーズがあります。

文字通りお金を稼ぐ事。作る事。
通常の会話にもよく出てきます。

そして、テレビ番組とかミュージックビデオでよく
こんなシーンをみかけないでしょうか。
ドル束に埋もれていたり、
お札をバァーっと投げたり、
ゴムで止めたり、クリップで止めたり。
なんだか、雑な扱いに感じることも・・・
50cent
(ソース:http://www.thisis50.com/)
moneymoney

money

 
勿論、演出的な意味付けが強いので、ここだけをピックアップするのは
どうかと思いますが、頻繁に出てくるので、
通常、お金は隠すもの、
見せびらかすのはあまり上品ではないという
意識が強かった僕
にとって不思議に感じていました。

どういう価値観なんだろうと。

ひとつの仮説です。
日本と比べてもっと'お金はアイコン'なのだなということです。

その背景にあるのは、お金は自力稼ぐものであり、貰うものではないという考え。
あくまでお金はツール。
だから自力で作ったツールを見せることは至ってノーマル。
いやらしくも何ともない。
そのツールの使い方こそに人間性がでる。

ツールでツールを増やす人もいれば、
ツールを大きなビルを建てる人も入れば、
チャリティに使う人も居る。

そんな考えが共通認識なのかなと感じています。

その根幹には、Self-made(独立独歩) が男女関係なく美徳とされる背景があるようです。
自分のことは自分でしてなんぼでしょと。
だから、お金持ちの人に対する考えは、リスペクトすらあれ、
嫉妬というのはあまりないように感じます。
それは彼らがしてきたことだから。

そんな風に自分自身の考え方も変えると、仕事や人生に対する考え、取り組み方も
変わってきそうです。

いつか、ドル札に埋もれて、シャンパンなぞ飲める日が来るのでしょうか。
どんな顔してるんでしょうか。
引きつっているでしょうか。
想像できません。