マッチングと聞くと、昔はビジネスマッチングの事という意味合いで使っていた
気がするが、今やほぼ、「出会い系」の意味合いになっているようだ。
ビジネスマッチングサイトを探そうと思い、マッチングを検索したら、
出会い系(もうそう言わないんだよね!)じゃなく、マッチングサイトやらアプリが出てきて、
いわゆる男女が出会うサイトやアプリの情報が出てくる。
シェアリングとかもいうけど、要は、
空いている時間の人と、配ってほしい店や、空いている輪転機と、刷ってほしい人、
スキルが有る人と、そのスキルを使いたい人、空いている土地と、使ってほしい人。
などなど、マッチングだよね。と思ったりする。
まあ昔から、言い換えによって、新しさ感を出す。みたいなことだったり、
言い方を変えて、わかりやすくなったので、定着する。ようなことは
多々あるので、別に良い。
ただ、思うのは、マッチングビジネスをどう捉えているか?
という想いはやはり重要なのではないかと思う。
暇なんだから、やりなさい。とか、儲かるからやりなさい。倒産するまえに、やりなさい。
ということだと、ロイヤリティも何もないので、すぐみんなやらなくなったり、
使わなくなったりするのではないだろうか?
出会い系と、結婚相談所と、友人知人の紹介の飲み会と、
やはり違いがあると思うが、具体的に何が違うかといえば、何も違わない。
ただ、そこには、結婚相談所なりの想いや、友人知人の想いがあるから、
信用度も変わるし、会ってみよう!と思うのではないだろうか?
◯◯◯イーツの配達員さんにも、違いがあるし、
全く同じ機能を持った別のアプリを使用したら、ぐちゃぐちゃになったご飯が届いたのでやはり違う。
美味しいご飯を届けたい。という想いが、そのアプリの会社に本当にあるのか?
あるとしても、配達員とは、その想いは、シェアされていない。
何かをマッチングしたいのであれば、会社の想いと個人の想いを、
ちゃんとマッチングできた人を雇ってくれ。と切に思う。
世の中、便利になるのはいいけど、雑になるのは辞めてほしい。
どこまで行っても、人が使うものなので、
人の気持ちと人の気持ちをマッチングすることが、
◯◯と◯◯と結びつけるより、重要なのでは?